静岡維新 vol.5

今回の「静岡維新」。




トントンにロック・オンです!(何を言ってんだか分かりませんが、笑。)

これを企画した人、スゴい!えらい!天才!

巻頭特集が、なが〜い すべり台。

よくぞ、ここに目を付けてくれた。

当然、一位はこれ!


陣笠山公園。なが〜いすべり台検討委員会(そんなのあるのか?)でも満場一致だったのでは。

トントン、ここに行ってます。
それも偶然。

桜えび祭りに行ったトントン、どこの駐車場も満車で山の上の方に案内されブーたれていました。
そこに!ひと気の無い公園の中に、とてつもないアトラクションが!ビックサンダーマウンテンか、ジンガサマウンテンか!?ってくらいなすべり台が!(おおげさです、笑。)

それが、これだ!






子どもをそっちのけで楽しんだのは言うまでもありません(笑。

山の上から下ったことで、由比の旧街道を楽しんだり、とんでもないすべり台を発見したり、もちろん桜えびのかき揚げを食べたりと、とっても楽しい思い出として残っています。

ロック・オン2
静岡維新、今回のアーティスト特集に「ゆみた」ちゃんが載っています。



お、スゴーイかっこいい!



注目がこの作品。



ジャーン!目利き(なんてね)のトントンのコレクションになっております。
世界に一つしかないアーティストの作品を持つのはいいものです。
「こ、これ、お、俺がもってんよ〜。」みたいな

印刷では出ない、美しい色を楽しんでいます。  


2011年05月27日 Posted by トントン at 10:29Comments(6)

ダリ

オイラのジャンクあさりはカメラだけではない・・・

ある、リサイクルショップ。

あれ?どこかで見たことのあるタッチの絵だ。

ダリだ!




サルバドール・ダリ。スペイン生まれでパリで活躍したシュールレアリズムの画家。

ダリらしいモチーフに綺麗な色彩。
元は水彩画らしいが、質のいいリトグラフ。
サインもある。





「おじさん、これいくら?」

「まー額代くらいだな。」
オヤジがおもむろに取り、額の裏を外す。

出て来たのが・・・


版元の証明書とエディション。



なんと1974年、生前にされたサイン。

やばい、売らないか、値段をつりあげられる。

これを見たオヤジ。
「ん〜、やっぱり額代だな、額代。1500円」

エ〜、ものを知らないって恐ろしい。
「そ、それ、買った!」

リサイクルショップって、、、分からないものは1500円なのかな?


この話を、パリの画廊に勤めたことのある友人に話したら面白がって調べてくれた。

この版元、今もある有名な版元でこの作品と同様なものが、5万円くらいで販売されているそうだ。
サインはなんとも言えないとのこと、

美術関係者では有名な話で、ダリは晩年にサインだけを大量に書いて売ってしまったそう(笑。
そのため、粗悪な複製が多く出回り信用を落としてしまっているようです。

1500円で買った物が5万円で売られていると知れば嬉しいはずだけど、
なんだ、5万か。なんて思っちゃった。
もっとすると思ったんです。
ピカソ、シャガールなどの版画は安価なものでも10万円は下りません。
ダリほどのビックネームならもしや、、、なんて思ったけど、
信用を落としたこと、しっかりとした管理者がいなかったことが価値をつけれなかったのでしょう。



なぜか、ピカソもあります。
  


2011年05月25日 Posted by トントン at 14:46Comments(0)コレクション

色彩浴

今回の展覧会、色を感じて欲しい。
色彩を浴びて欲しいと思っていました。

その想いが伝わっているようで嬉しいです。



伊豆ビエンナーレで熱心に見てくれたおじさん、何にも描いてないのにね(笑。

嬉しかった。
そしてこの見方は「正しい!」と思った(笑。

そう、色の複雑な重なり、筆のストローク、スプレーで描いた溶けていくようなボケ。

そんなのを目で追ってくれている。
近くに行ったり、離れたり、色彩を感じてくれている。

本当に嬉しい。







今回の展示でもよく見て感じてくれている。



「気持ちのいいオーラのようだ。」って言葉をもらった。
ありがとう!そうありたいと思っている。

「写真撮っていいですか?」

「どうぞ、どうぞ。」

「待ち受けにしてもいいですか?」

そんな風に聞かれる事が多い。

こちらこそ、喜んで!

疲れたり、元気がないとき、この色を見て癒されたり、元気が出てくれたら嬉しいじゃん!





色彩浴
森林浴
楽しんでくれているようです。  


2011年05月25日 Posted by トントン at 07:28Comments(8)個展

Canon LENS 50㎜ 1.2 LTM




ブログを見た大野さんが
「すごいですね〜、ちょっとないですね。」って声をかけてくれた。
手に入れた経緯を話し、肝心なレンズがね〜残念だね、難しいレンズなんだよね、古いしねー、なんて話をして店を出た。

後日、見てもらおうと持っていった。

露出計合ってますね、いいですね〜、でもレンズがね〜。
近くに修理業者があるというので、ダメ元で聞いて頂く事にした。

数十分もしないうちに電話が、「直るそうですよ〜!」
「マジっすか!お願いします!」

なんと!数日後。



ジャーン!! さすがプロ。あれだけ酷かった曇りが取れています!これでも完璧ではないそう。今回の場合レンズ内で気化した油が付着していたようです。ほんの少しですが取りきれない曇りが端にあるそうですが、まず撮影には問題ない。
曇りはまた出るとのことでした。このレンズの悪い所、覚悟しています。



それにしても嬉しー!
ありがとー!大野さん、修理屋さん。

さあ、撮るぞー!と意気込んではみたものの、露出計にとまどったり、レンジファインダー独特のピント合わせにとまどったり、修行が必要です。



す、すきです。この色、このボケ。S.S.C.がスーパースペクトラコーティングだということが良く分かった。
NikkorのAUTOといい、これといい、僕はシングルコーティングが好きみたい。
なんだろう、このホッとする感じと、意識をどっかにもっててくれそうな描写。







オールドレンズはピントを外しても絵になる。

時々、このレンズにぽつり、ぽつりと語ってもらおう。

そしてこの描写に癒してもらおう。  


2011年05月24日 Posted by トントン at 14:00Comments(0)Canon

通信

僕は、絵を描いて
見えない通信をしているのだと思う。

おもいが描きながらキャンバスに絵の具とともにしみわたる。

そのおもいや、記憶の断片のようなものが展示空間で発信される。

そう、そうやって通信がはじまるんだ。



つらく苦しい時期があった。そんなときも誤魔化さず素直な気持ちで筆を持って画面に向かう。
暗く重苦しい色をなするようにキャンバスに塗る。

暗闇のなかの一筋の光を見つけるように探り、描く。

そう、光は頭上高く遠いのだけど確実に存在し、自分を照らしてくれる。

自分の心のフィルターで感知する光量が変わるんだ。

静かに静かにおもい描く。

精神の静かな落ち着きとともに

光の粒子を感じる。

一筆、一筆、点をおく。

描きはじめた時とは違った自分がそこにはいる。






朝日が好き。明けない夜はないんだ というおもいで描いている。  


2011年05月23日 Posted by トントン at 08:18Comments(0)

シャボテン公園

植物園がないかなって思っていた。
静岡市には無い。

何で植物園に行きたいかといったら、、、、外国の花が撮りたいと思ってました。

最近はシンプルでミニマルな画が好きです。









お気に入りの写真なので展覧会に出そうと思ったけど止めました。
「光を追う、光と色を抽出するような画」を中心に出したかったので今回は外した。
次回の楽しみにとっておこう。
今後は「抽象画を撮る」って感じでやって行きたい。

ちょっと無い形態、色を考えたとき無性に植物園に行きたくなった。

そうだ、シャボテン公園が伊豆高原にあったな、ん、電話してみよう。

「小関さーん、元気?」絵描き仲間のボタニカルアート(植物画)を描く画家、小関裕兄さん。シャボテン公園の依頼で植物を描いている。

「最近、写真を撮っているんだ、シャボテン公園の温室の花を撮ってみたいんだけど可能かな?」

「佐藤君の撮る写真って見たいな、園長を紹介するよ、一緒に行きましょう。」

エ、エ、いきなり園長?ビ、ビックだね小関さん!

「あ、はい、よろしくお願いいたします!」

小関さんと待ち合わせて園内へ、すべて顔パス、ビ、ビックだね。

園長の岩田さんに会う。

岩田先生は獣医さん、園内の動物を診ている。

気さくで優しい方で、緊張もほぐれお話ができました。

恐ろしく勝手なお願いなのだけど(笑)
ファイルを見てもらった後、植物の形態や色彩の美しさをクローズアップした画を撮り見せたい、との旨を話したら大変興味をもってもらえました。

夏にかけて次々と温室の植物が花をつけることをお聞きし、撮影許可をいただきました。

リニューアルされたギャラリーを案内してもらい、展示に関してのお話もしました。









その後、小関さんの案内で温室に。



















これこれ、この感じ、今回はコンデジでの撮影ですが、今後これらのモチーフをしっかりとした機材で撮っていきたいと思います。お楽しみに!

小関さん、岩田園長さん、本当にありがとうございました!

いい画をいっぱい撮って園にも役立ちたい。



カピバラ君にご挨拶をして園をあとにしました。  


2011年05月22日 Posted by トントン at 23:58Comments(2)写真

えんかな

アーティスト・遠藤加奈さん がギャラリー「とりこ」で展覧会をやっています。

早速、見て来ました。

す、すんごくイイ!

僕は絵を描いていることもあって、入ってすぐこの作品に目を奪われました。



この人、絵を知っている! すんごい。

あ、カンデンスキーって思った。
でもこの作品、加奈さんが租借し、消化し昇華されている。







大橋史人さんとのコラボ作品、ミニマルのなかにも広がりを感じた。なんか、宇宙を感じた。









DMの写真がいいなー、って思っていたら後藤和美ちゃん。さすがー

加奈さん、建築の大橋さん、写真の和美ちゃん、すごい才能がギュギュっと凝縮された。って展覧会でした。

トントンは明日から伊豆、お芝居を見れないのが残念!

22日(日曜日)まで、アートファン必見です。  


2011年05月20日 Posted by トントン at 22:55Comments(0)アート情報

重岡作品

うちに重岡作品が一つあります。

入手した話がおもしろいので書きますね。

以前にも伊豆高原アートフェスティバルに参加していました。

ある日、美術愛好家のお宅に招かれリビングでお茶をごちそうになっていました。

大変素敵なお宅で、美術品も美しく飾られています。さすが会社の会長さんといった感じ、別荘だった所が現在自宅になっています。

そこに「ハッ」って思う作品が。



重岡建治さんの作品が!静かに目を閉じた女性に重岡さんの好むモチーフ、鳥が頭に乗っています。
す、すてき過ぎ!

若い頃の作品のようで、ブロンズではなく鉄。人物の顔も抽象化されることなく表現されています。

「すごいなー!」を連発していたら、、、

「そんなにいいですか?ある人の勧めで買ったんですが、、、
どうですか、あなたの作品と交換しませんか?」

え?本当に?「喜んで!」
そう、僕としたら願ったり叶ったり。この作品を手に入れ、さらに彼に僕の作品をコレクションしてもらえる。
そんないいことはない。

その時は展覧会中、彼に作品を選んでもらい交換をした次第です。


この話には、後日談があって、、、

どういう作品か気になったので、本人に聞くのが一番早い。

「重岡さ〜ん。これどういう作品?」

「あ〜懐かしいね〜。これ40年前だよ。」

お、お、初期作品、プ、プレミアか?

「これねー、伊東市に頼まれたんだよ、成人式の記念品。金がなくてねー大変だったよ。」

若かりし頃、伊東市の依頼で記念品を作っていた、この作品、、、当時はタダで配られていた!!

60歳の人が、重岡さんの作品と知って売りに来た、というのがなんとも、、、まー(笑。
愛好家の人が知ったら、つかまされた、、、なんて思うかもしれない。

僕は話を聞いて増々この作品が好きになってしまった。

作品というのは、その人の生き様が写っている。  


2011年05月17日 Posted by トントン at 11:04Comments(0)コレクション

発見!

このところ、欲しかったカメラがよく見つかる。それも格安で。

発見!



ヤシカ635。CカメラのAさんにして「そうそうあるもんじゃない」「見た事ない」といった珍品。

1年以上探していました。
何で635を探しているか、、、
名前から分かるように、6×6のブローニーと35ミリフィルムが兼用できるんです!

でも本当にない、あっても欠品があり完全な状態はそう「そうそうあるもんじゃない」

きっかけは「おとなの科学」の付録、学研フレックス。

35㎜のフィルムが使える二眼って無いかなって、探し始めた。

ローライフレックスにもキン(35㎜アダプター)があって35㎜フィルムが使える。
でもローライのように素晴らしい写りをするカメラをわざわざ35㎜で使う人なんていないよね。

あとはチェコのカメラ、フレクサットかトイカメラのブラックバードフライ、そしてヤシカ635くらいしかない。

ヤシカ635、形もいいし使い易そう。でもキン(アダプター)もそろった状態ではなかなかない。

完品を発見!
希少種だけにレポートいたします。



例によって(笑)ボロボロの箱。



奇跡的にそろっています。日本での発売は少なかったようで、説明書も英語。どうやら里帰りした物のようです。アメリカから来た、古着や家具と同じ匂いがします。(笑。分かる人います?



これがキン、35ミリアダプター。しっかりした作りです、機能、操作感といい流石ジャパンメイド。



夢に見たセット(ちょっと大げさか?)



カートリッジ式で本体のノブやギアと連動。実に良く出来ています。



35ミリフィルムをセット。







簡単、お手軽に装填。

さあ!写りはというと。




本来は縦位置の長方形フォーマット。
大野カメラさんにお願いして、正方形のましかく写真で焼いてもらいました。
6×6の感じもするし、クラッシックな感じも出るでしょ?



いい写りをしています。




手軽に味のある写真が撮れます。














今まで以上に、写真を撮ることがワクワク、ドキドキになりました。  


2011年05月16日 Posted by トントン at 14:50Comments(2)二眼

・・・えっ!!!!!

・・・えっ!!!!!!!!!!!!!!!

ありえない事は起きる!

伊豆高原からの帰り道。
ふとリサイクルショップに寄った。(またか、例によってって思うでしょう。)

「古いカメラってない?」

「あるよ、こっち」

箱の中に目をやる。
Canonだ。キャノネットあたりだと思った。




ケースを開けると・・・なんと!



Canon7+50/1.2! 正直、目を疑った。
そして、自分の念のようなものの強さと怖さを感じた。えっ!と思ったのと同時に鳥肌がたった(笑。
もう僕は、いい事しか思わない、考えない事に決めた。

そう、ずっと探してたんだ、このカメラ。



このレンズの写りに惚れ込んで探していた。



傷一つないCanon7



レアなフードまで付いている。



残念なことに曇りがある(このレンズの持病だ)

7はレリーズが下がったまま、巻き上げもスカスカ。

店主はダメだな使えないなって顔。このカメラの価値も分からないし知識もない。

カマをかけた、、、1000円で売らない?

「1500円は欲しいな」

一生懸命、顔を作って、「ん〜しょうがないなー」1500円、買うよ!

右手と右足が一緒に出そうなくらい変な歩き方でそそくさと店を出た。

マジ?マジ?

少し走って車を止め、カメラを袋から取り出した。
悪い事している訳じゃないのに、え?え?本当?いいの?
なんてあせったり。

よくカメラを見ると、、、
ダイヤルがR・リバースに入っていた。それをAにもってくると、動いた!
そう、巻き戻し用にフリーになっていただけ、巻き上げもレリーズも問題なし。
シャッタースピードOK。露出計も生きている。
完品だこの7!

一番肝心なレンズ、これは曇りが酷い。噂に聞いた持病はこれか。
これは、硝材の関係で曇りがでるそうで、曇りが取れるかどうかはオーバーホールに出してみないと分からない。
でも、それも楽しみになりました。

IZU、宝の山です(笑。

他にこんな物も、、、







SX-70、お値段500円




珍しいキャノンのハーフカメラ、demi EE17。こちらも500円。

お買い物は500円が基本です。  


2011年05月16日 Posted by トントン at 00:57Comments(2)Canon