chemical reaction

今、やっていること。
色再現が正確にできないシングルコーテイングのレンズをフイルムの発色の良さで補う、ということは良くやっていました。
古いレンズの描写や色には独特のものがあって大好きです。
その癖を最大限に生かしたいな、っと思い探っています。

これは!って思ったのが、
色再現が正確でないオールドレンズと色再現の悪いフィルムをぶつけてみる。
なんか、おもしろい化学反応が起こるんじゃないか(笑。
そんな楽しみで実験してみました。



今回持ち出したのが修理が終わったF2。レンズはNEWレンズという時代的にはAUTOとAiの中間に位置するレンズ。(ちょっとこいつに期待している。)



これに、LOMO の ISO100 を使う。(DNPというフィルムが欲しかったが、今はもう無い。)


どんなかな?ナムサン(笑。




























お、なんか生々しい色でよいではないか。
今後、撮り込んでみよう。  


2011年07月23日 Posted by トントン at 00:01Comments(0)Nikon

F2

以前ジャンクで見つけたF2を修理しました。
ジャンクといっても完動美品。
どこがジャンク?って感じ。
こんなこと良くあります(笑。
修理といっても素人です。モルトがぐずぐずだったので張り替えただけですが、、、






シャッター幕をカバーします。突いてしまっては大変。



大した物は使いません。楊枝とウエットティシュ。



ボロボロ、加水分解したモルトは厄介です。ボロボロベタベタでシャッター幕に付いたら大変。



トントン・オリジナルモルト 何それ?



実はこれ、書道の下敷きです。どこまで貧乏性なんだ!って声が聞こえてきそうですが、、、いいんですこれが!作業性も耐久性もバツグン!全部自分で作っちゃいます。









赤い○は避けてねー。



全く無いので最初から付いてないのかと思った。



作ればいい。



良いではないか。



ミラーダンパーもありません。



これも作る。



これは、カー用品のショック吸収材。1.5ミリとサイズもバッチリ、衝撃吸収、耐久性バツグン!



パーペキ。



ありゃこんなとこも無い。



作る。



付ける。



磨く。なぜか、ソフト99よりホルツの方がいい。カーボディー用(粗目)コンパウンド。車やバイクのメッキ、アルミ素材を磨きます。カメラのボディー磨きにピッタリ。



光学系を磨く。Kingのノンアルコールタイプ・レンズクリーニング。






完成!新品みたい(笑。
  


2011年07月14日 Posted by トントン at 00:21Comments(2)Nikon

F-801

今回コモレビ撮影会に持ち出した一台。

Nikon F-801



Nikon F-801 + 50/1.4 + リバース・リング + REALA

今回はこの組み合わせで撮りたかった。
F-801、ぼくは隠れた名機だと思っています。(ただ一つの点を除いて)
以前Kで発見(2800円だったかな)ちょっと信じられない値段。
プロカメラマンなどのF4のサブ機として活躍した機種だけにこの値段にはびっくりしました。

今回は今度F4のサブとして使う予定があるため、テストを兼ねて持ち出しました。

レンズは50㎜1.4をリバースリングでひっくり返して使用。

フィルムは色再現が正確なリアラ。あじさいの爽やかな青を表現するのにも一役買ってくれそうです。



F-801 隠れた名機です。本当に使い易い、ボタン類に慣れればF4よりサクサクと使い易い。
軽いし、片手で軽快に写せます。F3,FAの時代と比べたら、この中にモタードライブが入ってこの大きさって考えられないよね。



知ってました?シャッタースピードが8000あるんです。基本スペックはF4と変わりません。



ただ一つの難点が、AFが遅く、恐ろしくうるさいということ。壊れてるのかなって思う。
でもマニュアル派には全く問題なし。Aiにも対応し露出計も使えます。もちろん絞り優先オートも可能。正直、機能的にはこの一台があれば十分。サブどころかメインとして活躍してくれます。
状態がいい物があったら買いですよ!

さて、コモレビの撮影は?









先に出した二枚がこの機材での撮影。



































リバースリングはレンズが逆さになるので性能が変わります。前玉が後ろにくるので、コントラストや彩度も落ちます。ニッコールなのに柔らかく淡い描写になります。
リアラとの相性で夏の爽やかな色が表現できたかな。  


2011年07月04日 Posted by トントン at 22:52Comments(0)Nikon

裏技

間違い探しです(笑。 どこが違うか分かりますか?








そうです、レンズが逆さに付いているんです。チェリーカメラさんで購入した秘密兵器とはリバース・リング・アダプターでした。(いつも変な物ばかり探しに行ってごめんなさい。)



これで逆さにレンズを付けると、超マクロで撮影することができます。正に裏技です。

さて、何ミリのどのレンズがベストか28〜55ミリ・AiとAUTOレンズでテストです。


多くが、広角の28ミリを推奨していますが、これは倍率が高まるからで、やってみると開放f値が3.5、当然シャッタースピードが遅くなり思う様な画になりません。(なんていったらいいかな、これって図鑑じゃんって感じ。)

僕の撮影方法と好みでは、50ミリ1.4が必須という事が分かりました。



すばらしいレンズは、逆さにしても、いしらばす。



このレンズを中間リングを使って倍率を調整すればいい。

今回のテストはデジタル、今後フィルムの相性を探っていく必要があります。
Aiはマルチコーティング。
AUTOはシングルコーティング。



こちらはAi,ボケた柔らかい描写の中にもメリハリがあります。これは是非、正確な色表現でリアラを使いたい。



こちらはAUTO,全体に淡く、多少黄色が増します。ナチュラルに撮るならコダックのポートラあたりか、エクターで化けるかな?ってよんでいます。

撮影は今度のコモレビかな。  


2011年06月10日 Posted by トントン at 13:01Comments(0)Nikon

SUPER CAMERA












この写真を見て「え!?」って思った人。あなたは正しい(笑。
Nikon F3にライカRのズミクロン-R 50 /2が付いています。
普通は付けれません、アダプターなどを付けても、Nikonはフランジバックが長く、無限遠が出ません。
Fマウントに改造されているんですね。それも、初期の希少な1カムが惜しげも無く外されています。
しっかりとしたショップの改造という事で安心して使えました。

ちょっと見て下さいこの描写。



試し撮りでD80で撮ったもの。ちょっとビビりましたこの描写。(こんな変態、俺ぐらいかな?)
評判通りの描写、後ボケの美しさ。感動!
最高の相棒になってくれそうな予感。

早速、撮影会に持ち出しました。




















スキャナーがボロでこれが限界、展示があったら「とりこ」で見てね。  


2011年04月11日 Posted by トントン at 22:17Comments(4)Nikon

なんで?




愛用しているNikkor Auto 50 f1.4 大好きなレンズなので今度このレンズだけで記事にしますね。
今回は、、、
釈然としない、、、なんで?
今回はF4を使い絞り優先オートで露出補正をかけながら撮影をしました。(F4でこのレンズを使うのは初めて)
ん〜なんで、露出補正を+にしてシャッタースピードを遅くしたのに、思っていたよりアンダーです。
(チューブを付け、逆光でフレアーが出るくらいが好みなので必ず+1にして、必要に応じさらに+にもっていきます)
ここで+にもっていった、というのに暗いというのが5枚ほどありました。
ん〜。なんで?

判明いたしました。
これはF4のシャーター速度の刻みにあったようです。
よく使う所で、1000 750 500 350 250 180 125 という感じです。
確かめてみると、適正露出で500、+1で250ここで更に+にしようとメモリを一つ動かします。感知する光の量により一つ動かしただけでは180にならなかったんです。この時はメモリ二つ+で180、三つめで+2の125になりました。
オートでのシャッター速度の刻みを理解していなかったし、メモリを一つ上げれば必ず変わると思い込んでいました。シャッタースピードの数値を見ないのが悪いですよね。



F4の露出補正ダイヤルとシャッタースピードダイヤル。




FMのシャッタースピードダイヤル

この手の撮影で使っていたのがFM。FMは機械式で、500 250 125 中間はありません。
普段使っているデジカメが、D80で本当に細かいシャッタースピードで500 400 320 250 200 160 125って感じ。ダイヤルを回せば細かくスピードが変わります。
早くF4に慣れないといけませんね。あとAEロックを使いこなす必要がありそう。花の色でも違うし、根元と先端では大きく違う。スポットでベストな露出を見つけてロックする必要がある。
F4を使いこなせるようになりたいな。



ハレーションを起こす寸前、ギリギリの色と形が好き。
  


2010年12月21日 Posted by トントン at 17:10Comments(0)Nikon

秘密兵器?




Ohnoさんに兵器ですねー。と言われたトントンの自家製ワイドマクロ。
そうこの先からビームがビーっと、、、出ない。

でも撮影をしてみて、秘密兵器です!













ジャンクで見つけたワイドコンバージョンレンズとニコンの35ミリを組み合わせ28ミリ、さらにチューブで武装!(笑
寄りすぎてなんか異様な光景、花の死骸といった感じ。
でもこんな美もありかな。

モチーフはレンズ前2センチ、右の写真の左下は花びらがレンズに付いてます。
でもこんなにワイドに写る。
レンズの枚数が増えているので画質が悪くなると思ったけど、それほど悪くないですねー。
少しツルッとした感じでエクターの色に合ってます。

今後が楽しみなレンズになりました。  


2010年12月21日 Posted by トントン at 17:09Comments(0)Nikon

ワイドマクロに挑戦

前回のジャンクカメラネタで、○タ○ラを連呼し過ぎ、「○タ○ラ ジャンク 草薙」で検索したらオイラのブログがかなり上の方で出て来た。「トントン画報」「大野カメラ」などでヒットすれば嬉しいが、これは本意ではない。
今日から○タ○ラを「K」とだけにします。

で、早速K。
またまたジャンクでゴロリ。




以前なら何だか分からずそのままスルー。でも最近は結構わかる。デジカメ用のワイドコンバージョンレンズ。お値段300円。
これは使える。

帰って色々考えてみた。サイズは55ミリ、そのままだとキャノンの旧FDレンズかな。
50ミリに付けて40ミリにしても35ミリに交換すればいいだけで意味がない(画質も落ちる)
ニコンで35ミリに付けてチューブでワイドマクロにしてみたらどうだろう?
35×0.8=28ミリ 
なら、28ミリにチューブ付ければいいんじゃない?やってみました28にチューブを付けると焦点が手前すぎてなくなってしまいました。
そこで、35にワイドコンバージョンを付けて28ミリ、そしてチューブ。いけそうです、ワイドマクロ!
コンパクトデジカメでワイドマクロはよくあるけど、一眼でここまでのワイドマクロはない。これはやってみる価値あり!
ん〜、でもニコンはサイズが52ミリ、取り付けを52から55にする必要がある。
ありました!


ステップアップリング。

よし。装着!





うお!いいじゃん!

よしテスト、テスト。



アリャ?レンズに花びらがくっ付いてる。でもピントが合ってる。レンズ前の焦点距離が0〜3センチ。レンズを傷つけないように気をつけなきゃ。















子供のおもちゃでテスト。



極端なパース、ちょっとない絵がほしい。



飲んでるお茶でテスト。お、いい感じ。



















このレンズ、光が柔らかく写ってとっても綺麗(レンズ前に余計なレンズが2枚かな3枚かな?増えたせいで画質が落ちてるんだけど角がとれて柔らかい描写と色)。これはイイ!

よし、「椿の里」の撮影会に持ち出そう。楽しみ!



  


2010年12月09日 Posted by トントン at 23:12Comments(0)Nikon

ジャンクカメラ  Nikon FM

以前、写真仲間のアキラ様よりお褒めの言葉を頂きました。Nikon FMです。




このカメラ、元々はキタムラのジャンクコーナーにゴロリと置いてあったものです。汚くて動くのかと思いましたが、FMは機械式。シャッタースピードの精度は出ているようです。露出計が作動するか不安でしたが、購入。¥2,000也。
帰って電池を入れると露出計は正常に作動します。がぜんやる気!ゴシゴシ磨いてモルトも張り替え見違えるようにきれいになりました。






そして、これまたキタムラのジャンクコーナーで接写リングとマグニファイヤーをゲット。お値段@¥200。この接写リングがいいんです!撮影の幅を広げてくれます。マグニファイヤーもシビアなピント合わせに大変役立ちます。なんかカッコいいし。

ここでお買い得情報〜!
カメラ本体は草薙のキタムラ。ニッコールの50ミリ1.2を破格でゲットした人がいたり出物があります。
接写リングとマグニファイヤーは島田のキタムラ。アクセサリー類は200円均一といった感じで籠にゴソッとあります。
是非、お宝をゲットして下さい!

で、どういう写真を撮るかというと。








溶けるような光と色が好きで撮っています。
  


2010年11月08日 Posted by トントン at 23:09Comments(4)Nikon